東京都庭園美術館の総合開館の門出を飾る「アール・デコ・リヴァイヴァル!」

東京都庭園美術館で開催中の「アール・デコ・リヴァイヴァル!」は、2つの展示で構成。

一つは、東京都庭園美術館の本館が戦前の名建築といわれる「旧朝香宮邸」を継承していることにちなんだ「建物公開 旧朝香宮邸物語」。もう一つが新館で開催される「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」。

東京都庭園美術館

まずは前者の「建物公開 旧朝香宮邸物語」から。宮邸として建てられたアール・デコの館が戦後首相兼外務大臣であった吉田茂の公邸となり、その後日本初の迎賓館に、そして東京都庭園美術館として生まれ変わるまでの軌跡をたどることができる。

東京都庭園美術館

大客室や大食堂、書斎と各部屋の装飾の説明があり、さらに旧朝香宮家に関するドレスなどの服飾品などが展示されている。

東京都庭園美術館

なんといってもその美しさにうっとり……。家具や壁面の装飾などは、いまの技術で生み出すことができるのかな、というのが気になる。

東京都庭園美術館

今回、建物公開と銘打っているので、普段は見ることのできない3階の「ウィンターガーデン」も見学可能。本展開催中は見ることができるそうなので(混雑時は入場制限あり)、貴重な機会にぜひ。

東京都庭園美術館

「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」は、19世紀半ばからアール・デコ・時代に至るフランス絵本の世界を紹介。時系列に沿って、絵本の流れを紹介している。ちなみに、本館の書斎にも一部の作品が展示されている。

初期の絵本は、今の私の感覚からすると、子ども向けというよりは大人が楽しむ絵柄という印象。線や色使いなどが繊細で、装丁のこだわりようにも目を見張るものがある。

東京都庭園美術館

時代を経るごとに「ぞうのババール」に代表されるようなわかりやすく、どちらかというと温かみのある絵柄に変わっていく。

私は以前、「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」や「パリ・グラフィック」を見たことがあるけど、フランスならではの配色というか色使いってあるな(うまく言語化できないのだけど)。

アール・デコ・リヴァイヴァル!

会期2018年3月21日(水)〜6月12日(火)
会場東京都庭園美術館
住所東京都港区白金台5-21-9
アクセスJR山手線「/東急目黒線「目黒」駅より徒歩7分、都営三田線/東京メトロ南北線「白金台」駅1番出口より徒歩6分
電話番号03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)、3/23, 3/24, 3/30, 3/31, 4/6, 4/7は20:00まで開館
休館日第2・4水曜日(3/28, 4/11, 4/25, 5/9, 5/23)
料金一般=900円、大学生=720円、中・高校生・65歳以上=450円

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