「谷川俊太郎展」で言葉の森に迷い込む

谷川俊太郎

初台にある東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」に行ってきました。

谷川俊太郎

展覧会の始まりは、音楽家・小山田圭吾(コーネリアス)さんとインターフェイスデザイナー中村勇吾(tha ltd.)さんとのコラボレーションによる「音と映像による新たな詩の体験」。

谷川俊太郎

照明の落ちた空間で、音と映像を交え、谷川さんの詩を浴びるかのような不思議な感覚。詩の朗読というと、静かに淡々と語りかけるようなイメージを持っていましたが、なんだかちょっとした怖さもある詩との出合いでした。

谷川俊太郎

読み上げられていたのは、「かっぱ」や「ここ」「いるか」でした。

谷川俊太郎

次の空間に進むと、20行からなる谷川さんの詩「自己紹介」の展示。

谷川俊太郎

20行の詩を1行ごとに記した柱があり、それぞれのテーマごとに、谷川さんが影響を受けたさまざまなものごとが展示されています。まるで、言葉の森に迷い込んだよう。普段当たり前に目にする「言葉」も見せ方で受ける印象がかわり、言葉のもつ可能性を感じました。

谷川俊太郎

りんごは、日によって色が変わるみたい。私のときは赤いりんごでしたが、instagramを見たら、青りんごの時も。

谷川俊太郎

柱には、谷川さんのちょっとした一言も。

谷川俊太郎

柱の空間を抜けると、壁に詩が書かれています。椅子に座りながら、言葉を眺める贅沢な時間でした。

最後は、「3.3の質問」。「もし人を殺すとしたらどうやって殺す?」「前世はなんだったと思う?」といった問いかけに対し、各界で活躍する人たちが答えています。Siriも答えているのに驚き。

谷川俊太郎

日々、仕事を本を読むことは多いものの、情報をとにかくインプットするためにぱぱぱっと読み進めてしまうことがほとんど。この展覧会で、言葉の一つひとつをゆっくりと味わうことができ、谷川さんの詩はもちろん、小説やエッセイといった、言葉を楽しむ作品に触れたいという気持ちが強くなりました。

ちなみに、3連休初日の土曜の昼はそこそこの混雑でしたが、空間が広々としているので鑑賞にストレスを感じるほどではありませんでした。

谷川俊太郎展

会期2018年1月13日(土)〜 3月25日(日)
会場東京オペラシティ アートギャラリー(3Fギャラリー1, 2)
住所東京都新宿区西新宿3-20-2
アクセス京王新線(都営地下鉄新宿線乗り入れ)初台駅東口下車 徒歩5分以内
電話番号
開館時間11:00 〜19:00 (金・土は11:00 〜 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日月曜日(2月12日[月]は開館/2月13日[火]は振替休館)、2月11日[日](全館休館日)
料金一般 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下無料

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