森美術館「レアンドロ・エルリッヒ」展で“当たり前”をひっくり返すユニークな体験!

エルリッヒ

森美術館で11/18(土)から始まる「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」の内覧会に行ってきました。エルリッヒといえば、日本で有名なのは金沢21世紀美術館に常設展示されている「プール」。

スイミングプール
レアンドロ・エルリッヒ 《スイミング・プール》 2004年 所蔵:金沢21世紀美術館 撮影:木奥惠三 画像提供:金沢21世紀美術館※参考図版

今年は表参道のスパイラルで行われた「窓学展」でも作品を発表していました。

レアンドロエルリッヒ

本展はエルリッヒの四半世紀に渡る活動の全容を紹介。世界でも過去最大規模の個展で、彼の作品の44点を紹介します。そのうち、8割が日本初公開で、6点が大型インスタレーション作品です。

エルリッヒ

さっそく中に入ると、まるで水に浮かんでいるかのようにゆらゆらと揺れる舟と対面します。なぜ揺れているのかは現地に行ってのお楽しみ。この展覧会を企画したキュレーターの椿さんによれば、港は一つの出発点。これからこうした常識を覆す世界に誘う意味で、本作品を最初に配置しているのだとか。

エルリッヒ

次に進むと、フランス、ドイツ、イギリスのブリテン島、日本の形をした「雲」がお目見え。雲は本来形の定まっていないもの。だからこそ、雲は「こんな形にも見えるね」と想像力を育む対象物でもあります。

エルリッヒ

「教室」は、廃校となり廃墟化した学校の教室が舞台。自分がそこに入り込む体験を楽しめるとともに、日本の少子化や過疎化を考えるきっかけをも与えてくれます。

エルリッヒ

まるで迷路に迷い込んだかのような体験をさせてくれるのが「試着室」。鏡があるかと思ったらなかったり、ないと思ったらあったり。一度入り込んだあと、戻ってこれるかな……?

エルリッヒ

鏡と椅子が整然と並んだ美容院を再現したインスタレーションが「美容院」。自分の映る姿のある鏡があったかと思ったら、そうでないものも。実は、鏡と思っていたものの先には、別の現実が広がっているのです。

エルリッヒ

そして、本展のメインビジュアルともなっている「建物」。人々が重力に逆らって好きなポーズとを取ることができます。その理由は……?

エルリッヒ

エルリッヒ

エルリッヒ

ほかにも、模型や写真、模型など、さまざまな作品が展示されています。でもなんといってもエルリッヒの展覧会の醍醐味は自分が作品の一部になれること。現代アートは難しいといわれるけど、そうした概念すらも覆してくれるエルリッヒの展覧会は、ぜひ一人よりも友人や恋人、家族と、誰かと一緒に行くのがおすすめです!

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

会期2017年11月18日~2018年4月1日
会場森美術館
住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
アクセス東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口直結、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」3出口より徒歩4分ほか
電話番号03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間10:00~22:00(火曜は17:00まで) ※入館は閉館30分前まで ※会期中無休
休館日
料金一般1800円、学生(大学生・高校生)1200円、子ども(4歳から中学生)600円、シニア(65歳以上)1500円

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