【広島】尾道市立美術館の「現代アート、はじめます。」でユニークな作品らと出合う

尾道市立美術館

尾道市立美術館で開催中の「現代アート、はじめます。草間彌生からさわひらきまで」を見てきました。

今回の展覧会は、尾道・福山を舞台とする現代アートの展覧会「海と山のアート回廊」の一環。尾道市立美術館だけでなく、浄土寺や西國寺、通称「ガウディハウス」と呼ばれる「旧和泉別邸」で戦後から現在までのアーティストの現代アート作品を中心に展示しています。

同美術館の展覧会には、草間彌生のほか、会田誠や荒木経惟、オノ・ヨーコ、村上隆らの作品を紹介。順路一番初めには、展覧会のイメージにも使われている草間彌生の「ハーイ、コンニチワ!ヤヨイちゃん」「ハーイ、コンニチワ!ポチ」がどどん、と展示されています。この作品のみ撮影可能でした。

鑑賞していて私が特に驚いたのは、照屋勇賢さんの作品。マクドナルドやスターバックスなどの茶色い紙袋を切り抜いて、紙袋の中に街路樹の風景を作り出しています。ファストフードのが当たり前の消費社会に疑問を投げかけているのだとか。

もう一人印象的だったのは、岩崎貴宏さんの2つの作品。「リフレクション・モデル(金閣寺)」は、ヒノキとワイヤーで金閣寺を表現しているのですが、金閣寺が水面に映る様子を精巧な木製模型で再現しています。もう一つは、「Out of Disorder(Freezing)」。タオルなどの繊維をほどいて、糸で観覧車とジェットコースターのレールを表現していて、その繊細さには目を見張ります。そもそも、そういうことが可能なのかという発想の豊かさに衝撃を受けました。

ほかにも、大竹伸朗さんのあらゆるものを貼り付けてペイントした作品や、さわひらきさんの日常風景にありえないものが写っている光景のビデオ映像など、ユニークな作品がありました。作品数は約40点のため少なめに感じましたが、インパクトの強い現代アートを楽しむのにはこれくらいがちょうどいいのかもしれません。

出展作品作家

  • 会田誠
  • 荒木経惟
  • 岩崎貴宏
  • 大竹伸朗
  • 小沢剛
  • オノ・ヨーコ
  • 草間彌生
  • 鴻池朋子
  • さわひらき
  • 杉本博司
  • 田名網敬一
  • 照屋勇賢
  • 天明屋尚
  • 奈良美智
  • 蜷川実花
  • 畠山直哉
  • 舟越桂
  • 村上隆
  • 森山大道
  • 山口晃

現代アート、はじめます。草間彌生からさわひらきまで

会期9月16日〜10月22日
会場尾道市立美術館
住所広島県尾道市西土堂町17−19
アクセスJR山陽本線「尾道駅」より東行きバス(1番乗り場)で「長江口」下車、千光寺山ロープウェイで千光寺公園」へ。
電話番号0848-23-2281
開館時間9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日(祝日は開館)
料金大人800円、高校生・大学生/550円

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